目次
はじめに
こんにちは。
新潟市秋葉区 さかつめ整骨院鍼灸院の坂爪です。
「先生、レントゲンで圧迫骨折って言われたんです…」
診察室でこのような不安そうな声をよく耳にします。
圧迫骨折という診断名を聞いて、多くの方が「骨が折れている」「重大な怪我をした」と心配され、日々おつらい思いをしている方だと思います。
でも実は、レントゲンで「圧迫骨折」と診断される画像の多くは、急に骨折したわけではないことの方が多いのです。
「圧迫骨折」と聞いて驚かれますよね?
皆さん、「骨折」と聞くと、転んだり、ぶつけたり、何か大きな衝撃を受けて骨が折れたイメージを持たれますよね。
確かに、通常の骨折はそのようなケースが多いです。
しかし、腰椎の圧迫骨折と呼ばれるものは、実はちょっと違うんです。
レントゲン画像を見て医師から「ここの骨が潰れていますね、圧迫骨折です」と言われると、誰でも不安になります。
「いつ折れたんだろう?」
「このまま悪化するのでは?」
「もう治らないの?」
そんな心配が頭をよぎると思います。
でも、ちょっと待ってください。
その「圧迫骨折」、本当に急性の骨折でしょうか?
加齢による自然な変化が多いという事実
実は、レントゲンで圧迫骨折と診断される腰椎の変化の多くは、”加齢によって徐々に起こった自然な変化”である場合が非常に多いのです。
どういうことかと言いますと、私たちの背骨(脊椎)は、年齢とともに少しずつ変化していきます。
特に腰椎は、日常生活で常に体重を支え、前かがみや後ろ反りなど、様々な動きの中心となる部分です。
そのため、長年の負担が蓄積して、徐々に椎体(背骨の一つ一つ)の高さが低くなることがあります。
これは、突然「バキッ」と折れるような急性の骨折とは全く違うメカニズムです。
むしろ、長い年月をかけてゆっくりと進行した変化なのです。
例えるなら、新品のスポンジが長年使っているうちに少しずつ薄くなっていくようなイメージです。
急に潰れたわけではなく、時間をかけて徐々に変化したものなのです。
当院の患者さんでも、「20年前に撮ったレントゲンと比べると少し潰れているけど、ここ数年は変化していない」という方が実際にいらっしゃいます。
このような場合、痛みの原因は圧迫骨折そのものではなく、周囲の筋肉の緊張や姿勢の問題であることがほとんどです。
痛みが少ない理由があります

「でも、骨が潰れているなら痛いはずでは?」
そう思われる方もおられるでしょう。
確かに、急性の圧迫骨折(転倒などで急に起こるもの)は激しい痛みを伴います。
しかし、加齢によって徐々に進行した椎体の変化は、多くの場合、それほど強い痛みを伴いません。
なぜなら、ゆっくりと進行する変化に対して、私たちの体は適応していくからです。
周囲の筋肉や靭帯が徐々に対応し、新しいバランスを作っていきます。
そのため、レントゲンで「圧迫骨折」と診断されても、日常生活に支障がない方も多いのです。
先日、こんなご質問を受けました。
「レントゲンで3つも圧迫骨折があると言われたけど、普通に生活できています。これって大丈夫なんですか?」
私はこうお答えしました。
「痛みが強くなく、日常生活に支障がないなら、それは急性の骨折ではなく、長年かけて起こった変化の可能性が高いです。過度に心配する必要はありませんよ」と。
実際、その患者さんは簡単な筋トレと姿勢改善のアドバイスを実践していただいた結果、腰の違和感も改善され、今では趣味のゴルフも楽しまれています。
本当に心配すべきケースとは

もちろん、すべての圧迫骨折が心配ないわけではありません。
以下のような場合は、適切な治療が必要です。
まず、**急に強い痛みが出現した場合**です。
転倒した、重いものを持ち上げた瞬間に激痛が走った、などの明確なきっかけがあり、その後も痛みが続いている場合は、急性の圧迫骨折の可能性があります。
このような場合は、安静と適切な治療が必要です。
次に、**痛みが徐々に悪化している場合**も注意が必要です。
最初は軽い違和感程度だったのが、日に日に痛みが強くなっているような場合は、骨粗しょう症などの基礎疾患が影響している可能性があります。
また、**しびれや筋力低下を伴う場合**は、神経への影響が考えられるため、専門的な検査と治療が必要になることがあります。
圧迫骨折と上手に付き合う方法

では、レントゲンで圧迫骨折と診断された場合、どのように対処すればよいのでしょうか?
まず大切なのは、**過度に恐れないこと**です。
「骨折」という言葉に必要以上に怯えて、活動を制限しすぎると、かえって筋力低下や姿勢の悪化を招き、腰痛を悪化させる可能性があります。
実は、適度な運動は骨を強くし、周囲の筋肉を鍛えることで、腰椎への負担を軽減します。
当院では、患者さん一人一人の状態に合わせた運動指導を行っています。
例えば、腹筋や背筋を無理なく鍛える方法、正しい姿勢での歩き方、日常生活での注意点などをお伝えしています。
「でも、運動して大丈夫なの?」と心配される方もいらっしゃいますが、適切な運動は骨密度の維持・向上にも役立ちます。
もちろん、いきなり激しい運動をするのではなく、まずは軽いストレッチから始めて、徐々に運動強度を上げていくことが大切です。
当院の60代の女性患者さんは、圧迫骨折の診断を受けてからヨガなどの運動を始め、今では「腰の調子が以前より良くなった」とおっしゃっています。
適切な運動と姿勢改善により、圧迫骨折があっても快適に生活することは十分可能なのです。
予防と改善のためにできること

圧迫骨折と診断された方も、そうでない方も、以下のような取り組みが腰椎の健康維持に役立ちます。
**骨を強くする生活習慣**を心がけることが大切です。
カルシウムやビタミンDを含む食事、適度な日光浴、禁煙など、骨の健康に良い習慣を取り入れましょう。特に女性は閉経後に骨密度が低下しやすいため、早めの対策が重要です。
**正しい姿勢の維持**も欠かせません。
デスクワークの方は、1時間に1回は立ち上がって軽いストレッチをする、椅子の高さを調整して正しい姿勢で座る、などの工夫が効果的です。
当院では、その方の生活スタイルに合わせた姿勢指導も行っています。
**簡単な筋トレ**は、腰椎を支える筋肉を強化し、骨への負担を軽減します。
特に体幹の筋肉を鍛えることで、腰椎の安定性が向上します。
ただし、無理な筋トレは逆効果になることもあるので、専門家の指導のもとで行うことをおすすめします。
さらに、**定期的な健康チェック**も大切です。
骨密度検査を定期的に受けることで、骨の状態を把握し、必要に応じて早期の対策を取ることができます。
まとめ:圧迫骨折は怖くない

いかがでしたか?
レントゲンで「圧迫骨折」と診断されても、多くの場合は加齢による自然な変化であり、必要以上に心配する必要はないことをお伝えしました。
大切なのは、正確な情報を知り、適切な対処をすることです。
圧迫骨折という診断名に振り回されることなく、自分の体の状態を正しく理解し、前向きに健康管理に取り組むことが重要です。
「圧迫骨折があるから」と諦める必要はありません。
適切な運動、正しい姿勢、バランスの良い栄養摂取により、圧迫骨折があっても快適な生活を送ることは十分可能です。
もし、腰の痛みや圧迫骨折の診断でお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽にさかつめ整骨院鍼灸院にご相談ください。
私たちは、患者さん一人一人の状態に合わせた治療と指導で、皆さんの「諦めない気持ち」を全力でサポートします。
圧迫骨折と言われても、決して諦めないでください。正しい知識と適切なケアで、きっと改善への道が開けるはずです。
【柔道整復師・鍼灸師 坂爪 慶監修】
関連記事
ぎっくり腰から長引く腰痛を乗り越えて 〜60代女性の回復ストーリー〜
冬の風物詩こたつが腰痛の原因!? 意外な理由を解説
さかつめ整骨院鍼灸院公式LINE@ページ
ご不明な点はこちらからお問い合わせください。
↓ ↓ ↓ ↓

【新潟市秋葉区 で腰痛・肩こり・膝痛・手や足の痺れ・頭痛・神経痛・スポーツによる痛みならさかつめ整骨院鍼灸院】
受付時間
月・火・水・金
10:00~20:00
土
10:00~17:00
休診日 木・日曜日・
祝日
【料金】
初診料 12,800円(税込み) 施術料 9,800円(税込み)
当院は自費治療専門・完全予約制の治療院
です。
各種健康保険・自賠責保険はお取り扱いしておりません、ご了承ください。
1日でできる人数が限られますので必ずお電話でご予約をお願いいたします。
予約電話番号 0250-23-2203
新潟市秋葉区美善1-5-35




