春の靴選びで気をつけたい足の痛みを防ぐポイント

はじめに

 

 

春の訪れとともに、新しい靴を購入する方も多いのではないでしょうか?

 

冬の重たいブーツから軽やかなパンプスやスニーカーに履き替える季節。

 

新しい靴との出会いは、ワクワクする反面、「履き始めたら足が痛くなった」という経験をされた方も少なくないと思います。

 

当院にも春先になると、「新しい靴を履いたら足の裏が痛くなって…」「かかとが擦れて歩くのが辛い」という声が寄せられることが増える時期です。

 

靴選びは私たちの足の健康に大きく影響します。足は体重を支え、一日中動き続ける大切な部位です。

 

正しい知識と準備があれば、足の痛みを防ぎ、快適な靴生活を送ることができます。

 

このブログでは、新しい靴を履き始める前に知っておきたいポイントをご紹介します。

 

 

新しい靴を履き始める前に気をつけたいこと

 

 

新しい靴との良好な関係は、履き始める前の準備から始まります。

 

まず大切なのが「靴の慣らし期間を設ける」ことです。

 

新品の靴は素材が硬く、まだあなたの足の形に馴染んでいません。

 

いきなり長時間履くのではなく、最初は家の中で30分程度から始め、徐々に履く時間を延ばしていくことをおすすめします。

 

また、「靴下や中敷きの選択」も重要です。

 

新しい靴を履く際は、少し厚めの靴下を選んだり、クッション性のある中敷きを入れたりすることで、足への摩擦や衝撃を和らげることができます。

 

事前の「靴のチェックと手入れ」も欠かせません。

 

縫い目の処理が粗かったり、接着剤が残っていたりすることがあります。

 

履く前に内側を手で触って確認し、気になる部分があればテープを貼るなどして対処しましょう。

 

最後に、「履く日の計画」も考慮しましょう。

 

新しい靴を初めて履く日は、長時間歩く予定がない日を選ぶことをおすすめします。

 

もし靴擦れができてしまっても対応できるように、カットバンを持参しておくと安心です。

 

 

足の形や歩き方に合った靴を選ぶ方法

 

 

靴選びで最も重要なのは、自分の足の形や歩き方に合ったものを選ぶことです。

 

まずは「自分の足の特徴を知る」ことから始めましょう。

 

平らな足(扁平足)、アーチが高い足(ハイアーチ)など、様々なタイプがあります。

 

自分の足の特徴を知るには、濡れた足で床を歩き、足跡を見る方法が簡単です。

 

「靴を試す最適なタイミング」も重要です。足はその日の時間帯によって大きさが変わります。

 

一般的に、夕方から夜にかけては、サイズが大きくなります。

 

このため、靴の試着は可能な限り午後以降に行うことをおすすめします。

 

「試着時のチェックポイント」には、いくつか重要な項目があります。

 

つま先に1cm程度の余裕があるか、足幅については靴の一番広い部分が自分の足の一番広い部分と合っているかを確認しましょう。

 

「歩いてみることの重要性」も忘れてはいけません。

 

店内を数分歩いてみて、つま先が当たっていないか、かかとが靴から浮いてすれていないか、足の指がきちんと動かせるかなどをチェックしましょう。

 

 

自宅でできる足の負担を減らすケアのコツ

 

 

新しい靴による足のトラブルを予防するためには、自宅でのケアも欠かせません。

 

まず「足の疲れを癒すお風呂でのケア」から始めましょう。

 

38〜40度のぬるめのお湯に浸かることで、足の血行を促進し、筋肉の緊張を緩和することができます。

 

次に「簡単にできる足のストレッチ」をご紹介します。

 

1.足指のストレッチ

座った状態で片足を反対側の膝に乗せ、足指を手で優しく反らせたり、丸めたりします。各方向に10秒ずつ、3回程度行いましょう。

 

 

2. ふくらはぎのストレッチ

壁に向かって立ち、片足を後ろに引いてかかとを床につけたまま、前に体重をかけます。

ふくらはぎの伸びを感じながら20秒キープし、左右の足で3回ずつ行います。

 

3. 足裏のマッサージ

テニスボールやゴルフボールを使って、足の裏をゆっくりと転がします。

特に、足の中央部分(土踏まず)を丁寧にほぐすことで、足底筋膜の緊張を和らげることができます。

 

就寝前に行うことで、筋肉の緊張を緩和し、翌日の足の調子を整えることができます。

 

「足のむくみを軽減する方法」も重要です。

 

長時間同じ姿勢でいると、足に血液や水分が溜まり、むくみが生じます。

 

帰宅後は10〜15分程度、足を心臓より高い位置に上げて休むことで、むくみの軽減に効果があります。

 

また、就寝時に足の下に薄い枕やクッションを置くのも良い方法です。

 

特に、新しい靴を履き始める時期や、長時間歩く予定がある日の前後には、積極的にケアを行うことをおすすめします。

 

 

まとめ

 

 

 

春の新生活、新しい一歩を踏み出す季節に、足の痛みやトラブルによって喜びが半減してしまうことは避けたいものです。

 

私たちが一日の中で何千歩も頼りにする足は、体の土台となる大切な部分です。

 

新しい靴を選ぶ際は、自分の足の特徴をしっかりと把握し、見た目だけでなく機能性も考慮した選択をすることが重要です。

 

また、新しい靴を履き始める前の準備も忘れてはいけません。

 

日々の足のケアも、長期的な足の健康を支える重要な習慣です。

 

お風呂でのケア、ストレッチ、むくみ対策など、自宅で簡単にできる方法を継続することで、足の状態を良好に保つことができます。

 

足のトラブルは我慢すればするほど悪化し、回復にも時間がかかってしまいます。

 

この春、足の健康と共に、新たな一歩を軽やかに踏み出されることを願っています。

 

【柔道整復師・鍼灸師 坂爪 慶 監修】

 

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