皆さんこんにちは、さかつめ整骨院鍼灸院の院長の坂爪慶です。
春が近づいてきて、新しいシーズンに向けて仕事も頑張ろうと考えている皆さんに向けて、今回は靴選びのポイントについてお話ししたいと思います。
靴選びは、思っている以上に重要です。 間違った靴を選ぶことで、足のトラブルが起こりやすくなります。
そこで、今回のブログでは、足に良い靴と悪い靴の違いや正しい靴の選び方について詳しく解説していきます。
これから春に向けて新しい靴を選ぶ際に、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
では、早速靴選びで気をつけるべきポイントについて見ていきましょう。
目次
靴選びを間違えると抱えることになってしまう足のトラブルとは
靴選びが適切でないと、様々な足のトラブルを引き起こす可能性があります。
まず、足のサイズに合わない靴を履くと、足が痛くなったり、靴擦れやタコ、水ぶくれができることがあります。
また、足に負担がかかる靴を履き続けていると、長期的に足の骨格や筋肉に悪影響を与えることがあります。
これにより、外反母趾やハンマートゥ、足底筋膜炎などの症状が現れることがあります。
さらに、悪い靴選びは膝や腰、背中にまで影響を及ぼすことがあります。
足への衝撃が適切に分散されない靴を履くと、関節や筋肉に過剰な負担がかかり、疲労骨折や腱鞘炎、肉離れなどのリスクが高まります。
こうしたトラブルを避けるためには、自分に合った靴を選ぶことが大切です。
絶対に選んではいけない靴の特徴とは？
足に悪影響を与える靴を選ぶことは足のトラブルを引き起こす原因となります。
以下に、絶対に選んではいけない靴の特徴を挙げます。
1.サイズが不適切
靴が小さすぎると足を締め付けて痛みやトラブルを引き起こします。逆に大きすぎる靴は、足が不安定になり、捻挫や転倒のリスクが高まります。正確なサイズを測定し、適切なサイズの靴を選ぶことが大切です。
また購入する時は15時以降に試着するようにした方が良いです。
午前中より午後の方が足のサイズは少し大きくなります（時間とともに足も少しむくむため）ので、午後の少し遅めの時間が良いでしょう。
2.過度に硬いソール
硬すぎるソールは、歩行時の衝撃を吸収できず、足や膝への負担が増加します。柔らかすぎるソールもサポート力が低く、足への負担が増えることがあります。適度な硬さのソールを選ぶことが重要です。
3.通気性が悪い
通気性の悪い靴は、足のムレや湿気がこもり、細菌の繁殖を招くことがあります。また、蒸れた状態が続くと、水虫や足の臭いなどのトラブルが起こりやすくなります。通気性に優れた素材を選ぶことが大切です。
4.かかとが高すぎる
高いヒールの靴は、足の重心が前に移動し、足指に過剰な負担がかかります。また、足首や膝への負担も増えるため、長時間の使用は避けたほうが良いでしょう。 これらの特徴を持つ靴は、足のトラブルを引き起こすリスクが高いため、選ばないように注意しましょう。 正しい靴選びで、足の健康を守り、快適な歩行を楽しみましょう。
靴選びに失敗しても足への影響を最小限にするケアの方法は？
万が一、靴選びで失敗してしまった場合でも、次のようなケア方法を実践することで、足への影響を最小限に抑えることができます。
1. インソールの活用
靴のサイズやクッション性が不十分な場合、インソールを追加することで快適な履き心地に改善できます。適切な足裏のアーチサポートや衝撃吸収機能を持ったインソールを選ぶことが重要です。
2. 靴のストレッチ
少し小さめの靴を購入してしまった場合、靴をストレッチすることで履きやすくなることがあります。靴専用のストレッチスプレーや靴の幅を広げる器具を使用して、適度に靴を広げましょう。
3. 足のセルフケア
靴選びに失敗した場合でも、足のケアを怠らないことが大切です。定期的な足湯やマッサージ、ストレッチで足の筋肉や関節をほぐし、疲れを取り除きましょう。
4. 交換用の靴を持つ
長時間の歩行が予想される場合や、靴が足に合わないことがわかった場合に備え、交換用の靴を持っておくと安心です。足への負担を減らせば、快適に過ごすことができます。
5. 専門家に相談
靴選びに失敗してしまい、足の痛みや不快感が続く場合は、我慢せずに専門家に相談しましょう。適切なアドバイスや治療が受けられることで、足の問題を解決することができます。 靴選びに失敗しても、これらのケア方法を実践することで、足への影響を最小限に抑えることが可能です。
まとめ
本記事では、靴選びのポイントや、足に良い靴と悪い靴の違い、正しい靴の選び方についてご紹介しました。
さらに、靴選びに失敗してしまった場合でも、足への影響を最小限に抑えるケア方法についても解説しました。
適切な靴を選ぶことは、足の健康だけでなく、全身の健康や日常生活の快適さにも大きく影響します。
靴選びに注意を払い、足元から健康をサポートする生活を送りましょう。
もし、新潟市にお住まいでしたら、当院でも診療させていただいておりますので、早めにご相談くださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の内容がお役立ていただけましたら幸いです。
【柔道整復師・鍼灸師 坂爪 慶監修】
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