こんにちは。さかつめ整骨院 鍼灸院院長の坂爪 慶です。
もう今年2017年も残すところ一週間を切りました。
今日で役所関係は仕事おさめのようです。
年末年始も仕事という方もおられるでしょうが、がっちり休んで実家に帰る方が多いのではないでしょうか?。
『車や電車に長時間乗ると腰が痛くなる』
『長時間車に乗って降りようとすると腰が痛くて降りずらい』
『腰が不安で帰省する事が怖い』
『毎年帰省で車に乗ると、後で腰が痛くなる』
『渋滞で車から降りれないと腰が痛くなりそうで怖い』
こんな悩みをお持ちで年末の運転や移動に不安があり、帰省を楽しめない方はおられると思います。
今回はそんなあなたのために、車に乗っていても簡単にできる腰痛予防のセルフケアをお伝えします。
なぜ座っていると腰が痛くなるの?
車に乗っていると腰が痛くなる方は非常に多いです。
なぜこのような事が起こるのでしょう?
人だけでなく、動物は基本止まっていることが苦手です。
寝ていても寝返りをうつように、静止状態は体に大きな負担をかけます。
通常寝返りは1番に平均25回程度するようです。
8時間寝るとしても約20分位1回している計算になります。
東京大学付属病院の研究で、寝返りの少ない人は腰痛持ちの傾向があると発表されました。
つまり車という狭い空間で体を動かす事がしにくい状態は、腰痛を起こす可能性が高いことなるわけです。
では予防法は?
車中では動ける範囲が限られるため、腰を動かすことは容易ではありません。
PA等でまめに休憩できれば良いのでしょうが、渋滞や先を急ぐあまり、あまり休憩を取られない方も多いでしょう。
そこで比較的動かしやすい下半身を使ってみましょう。
-
- 座席に座ったまま膝を伸ばします
(座席を前に出して伸ばせない方は信号待ちのときに座席を後ろに引いて行ってください)
- 足首を反らしてかかとで前に押すようにして力を入れます
- 5秒間力を入れた後力を抜きます
- 順番に左右を行います
意図的に力を入れた後脱力することで、筋肉をリラックスさせる効果が期待できます。
さらに下半身に力を入れれば、筋肉の連鎖でお尻、腰周囲にも自然に力が入り、腰周りの筋肉のリラックスにもつながります。
腰に不安のある方は、20分に1回程度行うことで、何もしないで運転するときに比べて効果を感じることができると思います。
まとめ
お正月休みに帰省等で長時間車に乗る方が、車中で簡単にできるケアの方法をお教えしました。
ケアをしつつ楽しい車中をすごしていただければ幸いです。
くれぐれも安全運転もお忘れずに!
「そうは言っても自分ではなかなかできないな」
という方は当院でもご相談をお受けしております。
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【柔道整復師・鍼灸師 坂爪 慶監修】
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