目次
はじめに
夏バテで体調を崩している方、腰痛に悩まされている方は多いのではないでしょう?
夏の暑さや湿気は体に大きな負担をかけ、疲労がたまりやすくなります。
疲労がたまると、腰痛を引き起こしたり悪化させたりすることがあるのです。
腰痛は日常生活に大きな支障をきたし、なかなか改善しないことも多い厄介な症状です。
痛みのために思うように体を動かせず、イライラしたり落ち込んだりしてしまいますよね。
そんなつらい腰痛を予防し、悪化させないためには疲労をためないことが大切です。
このブログでは、夏バテで疲労がたまり腰痛につながる仕組みや、疲労をためないための生活習慣、簡単にできる腰痛対策ストレッチなどを詳しく解説します。
夏を快適に過ごし、辛い腰痛に悩まされることなく元気に過ごすためのヒントが見つかるはずです。
ぜひ最後までご覧ください。
夏の暑さが体に与える影響とは
夏は気温と湿度が高くなり、体温調節がしにくくなります。
体温が上昇すると、汗をかいて体を冷やそうとします。
大量の発汗により水分や塩分が失われ、血液の循環が悪くなり体に疲労物質がたまりやすくなるのです。
また、夏は睡眠の質も低下しがちです。
寝苦しさから十分な睡眠時間が取れなかったり、エアコンの冷気で体が冷えすぎて熟睡できなかったりと、疲労回復が不十分になりがちです。
睡眠不足は自律神経のバランスを乱し、体調不良を招く要因にもなります。
こうした夏特有の環境が重なることで体に疲労がたまり、夏バテ気味になってしまうのです。
疲労がたまると筋肉が硬直し、腰に大きな負担がかかります。
普段から腰痛がある人はより悪化しやすく、普段は腰痛がない人でも急に発症することがあります。
さらに疲労がたまると、姿勢が悪くなったり動作が雑になったりしがちです。
猫背や前かがみの姿勢は腰に大きな負担をかけ、重いものを持ち上げる際に腰をひねってしまうと、ぎっくり腰を引き起こす危険性も高まります。
夏の暑さは知らず知らずのうちに疲労をためこみ、腰痛を引き起こしたり悪化させたりする大きな要因となっているのです。
暑さで体調を崩しやすい夏こそ、疲労をためないよう注意が必要ですね。
腰痛を予防する疲労を溜めないための生活習慣
夏バテによる腰痛を予防するには、日頃から疲労を溜めない生活習慣を心がけることが大切です。
具体的には以下のようなポイントに注意しましょう。
まず、こまめな水分補給を心がけましょう。
のどが渇いていなくても、定期的に水分を取るようにします。
目安としては1日1.5〜2リットルの水分補給が理想的です。
また、汗で失われるミネラルを補うために、スポーツドリンクを上手に取り入れるのも効果的です。
次に、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。
夏バテ予防には、ビタミンB群を多く含む食品がおすすめです。
豚肉、鶏肉、レバー、魚、卵、乳製品、緑黄色野菜などを積極的に取り入れると良いでしょう。
また、疲労回復に効果的なクエン酸を含むレモンや梅干しなども取り入れたいですね。
入浴習慣にも気をつけましょう。湯船につかることで全身の血行が良くなり、リラックス効果も得られます。
ただし熱すぎるお湯は逆効果なので注意が必要です。
38~40度くらいのぬるめのお湯に、ゆっくりと10~15分ほどつかるのがおすすめです。
最後に、十分な睡眠時間の確保を心がけましょう。
できるだけ毎日同じ時間に就寝・起床するのが理想的です。
寝具の清潔さにも気を配り、エアコンの温度設定は28度前後に設定しましょう。
質の良い睡眠をとることが、疲労回復と夏バテ・腰痛予防に繋がります。
以上のような生活習慣を取り入れることで、夏の間も疲労を軽減して健康的な体を維持することができるでしょう。
ただし、どれも無理のない範囲で行うことが大切です。自分のペースでゆっくりと習慣化していきましょう。
4,日常生活の中で簡単にできる腰痛対策ストレッチ
日頃から腰痛対策として取り入れたいのが、ストレッチです。
ストレッチを行うことで、筋肉の柔軟性が高まり、腰への負担が軽減されます。
また、血行が良くなることで疲労物質の排出も促進されます。
オフィスでの仕事中や家事の合間など、日常生活の中で簡単にできるストレッチをいくつかご紹介しましょう。
まず、座ったままでもできる「座位体前屈」です。
椅子に浅く腰掛け、背筋を伸ばします。息を吐きながらゆっくりと上体を前に倒していきます。
膝の上あたりで15~20秒キープしましょう。
気を付けたいのは、無理に手を床につこうとしないこと。痛みを感じる手前で止めるのがポイントです。
次は、「片膝立ちでの背中のストレッチ」です。
片膝をついた状態から軽く背中を丸めていきます
このとき、お尻を踵につけるイメージで背中を丸めるのがコツです。(踵に着かなくても大丈夫です)
10~15秒キープしたら、ゆっくり元に戻ります。
最後は、仰向けになって行う「ひざ抱え込みストレッチ」です。
両ひざを胸に引き寄せ、両手で抱え込みます。このとき、頭は床から離さないように注意しましょう。
10~15秒キープしたら、ゆっくり元に戻します。片足ずつ行うのもおすすめです。
以上、どれも特別な道具を必要とせず、場所を選ばずにできるストレッチです。
デスクワーク中や家事の合間など、こまめに取り入れることで、腰の疲労軽減と柔軟性アップに役立つはずです。
ただし、ストレッチは痛みを感じない範囲で行うことが大切です。
痛みが出たり、ストレッチ後に違和感が残るようであれば、無理せず中止しましょう。
また、重度の腰痛がある場合は、かかりつけの医師や専門家に相談してから行うことをおすすめします。
5,まとめ
夏バテによる疲労は、知らず知らずのうちに腰痛を引き起こしたり悪化させたりする要因になります。
暑さと湿気で体調を崩しやすい夏こそ、疲労をためないよう生活習慣に気をつけることが大切です。
こまめな水分補給、バランスの取れた食事、適度な入浴、十分な睡眠などを心がければ、夏バテ知らずの元気な体を維持できるでしょう。
また、デスクワークの合間や家事の合間に、簡単なストレッチを取り入れることも腰痛対策として有効です。
とはいえ、腰痛の原因は人によってさまざまです。
姿勢の悪さ、運動不足、ストレス、加齢による変形など、複合的な要因が重なっていることも少なくありません。
もし腰痛がなかなか改善せず、痛みが強かったり日常生活に支障が出るようであれば、我慢せずに専門家に相談しましょう。
整体院や接骨院、鍼灸院などでは、腰痛の原因を見極め、その人に合った施術やアドバイスを行ってくれます。
当院でも、腰痛でお悩みの方のお力になれるよう、さまざまな施術を行っております。
お体の状態やご希望に合わせて、最適な施術プランをご提案いたします。
お一人で抱え込まずに、ぜひ一度ご相談ください。
夏バテや腰痛に負けず、元気に楽しい夏を過ごせますように。少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
【柔道整復師・鍼灸師 坂爪 慶 監修】
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