こんにちは。新潟市秋葉区美善 さかつめ整骨院鍼灸院の坂爪 慶です。
足首の捻挫
身近にある怪我ですが繰り返している方をよくみます。
捻挫グセのある方はこんな覚えがないですか?
今日は久しぶりのサッカーの試合。
前回の試合で足首の捻挫をしてから一ヶ月、復帰戦だ。
前は試合中に相手に身体を押されて着地に失敗して怪我をした。
その後の試合には出れなかったけど、足を引きずりながらでも歩けたし、学生時代からかなりの数の捻挫をしてきたからそんな重症ではないことはわかっていた。
念の為整形外科に行ってレントゲンを撮って
「骨に異常はないですね、足首の捻挫です」
「痛みがある間は安静にして、少しずつ動いてください」
と、診断されて固定とかはなく、湿布と痛みどめが出された。
「まあ、いつものことだな」
と思いながら、しばらくサッカーも休んで安静にしていると2週間ぐらいで痛みも引いていき軽く走られるようになった。
そのまま軽いジョギングを始めて、サッカーボールも蹴れるようになったため練習に参加。
結構動けるようになって「もう痛みもないし、大丈夫そうだな」と思い、試合に出てみたところ、相手に押されたわけでもなく、足を踏まえたわけでもないのに、ただ走っていただけのなのに足首をひねってまた捻挫。
いわゆる自爆。
「ちゃんと言われたことを守って、安静にして痛み止め飲んで、湿布を貼って治療していたのに、またすぐ捻挫かよ」
怒りがこみ上げるとともに、途方にくれてしまう。
こんな経験はありませんか?
サッカーをしている学生さんでも、社会人さんでも、好きな運動ができないことは辛いですよね。
スポーツをする方の足首の捻挫はただ安静にしていただけでは、捻挫を繰り返す傾向にあります。
今回はその理由と対策をお教えしたいと思います。
足首の捻挫(足関節捻挫)とは
足首の捻挫(足関節捻挫)とは足首の周りにあり、関節を固定している靱帯が傷つくことで生じる怪我の総称です。
大きく分けて
- 足関節外側靱帯損傷
- 足関節内側靭帯損傷
に分けられます。
外側の前距腓靱帯・踵腓靱帯・後距腓靭帯、内側は三角靭帯。この4つの靱帯が怪我をする代表的なものです(他にも怪我をする靱帯はありますが割愛します。)
下の図ですね
外側の足首
内側の足首
繰り返す捻挫の本当の原因とは?
捻挫を繰り返す方の特徴として、先程お話した足首の不安定性が挙げられます。
不安定性の要素は3つのものがあります。
- 構造的不安定性
- 機能的不安定性
- 構造+機能的不安定性
これらの不安定が基盤になり捻挫を繰り返す悪循環が始まります。
構造的不安定性
足首の靱帯を損傷して、伸びたり、切れた状態で適切に固定されなかった、または固定自体しなかった事による、実際の足首のゆるさを言います。
機能的不安定性
怪我の当時、積極的に痛みを取り除く処置をしなかったりして足を引きずる、かばうことで足が地面につくことを忘れてしまう、または松葉杖を使用する期間が長すぎて、同じく体重を乗せることを忘れてしまった事により、本来の正常な体重のかけ方ができなくなっている、といった状態です。
捻挫後の恐怖心からくる不安定性と言えるでしょう。
構造+機能的不安定性
最後はこれら2つが重複した状態です。
捻挫を繰り返す方に一番多いのはこの状態です。
特に学生時代、捻挫をしてもだましだまし運動を続けてきた方に多いです。
- 足首の捻挫によって靱帯は傷が付き、構造的に不安定になる。更に痛みのため大なり小なり、正常な体重のかけ方ができなくなり、一時的に怪我をした方の下半身の筋力は低下する。
- 靱帯の緩みで不安定になった関節は筋力の低下により、より不安定さを感じるようになり足をつけることに恐怖心が増す。
- 日常でも足をかばう習慣が体全体のバランスの乱れを生じさせる。
- ただ走るなどの動きだけでも足首の捻挫をするようになる。
- 1)に戻って悪循環、捻挫を繰り返す。
この悪循環を防ぐためには捻挫の重症度を正確に判断するとともに早期の除痛処置を行い、軽症であれば体重を載せれるようにして早期のリハビリ。
重症であれば固定を行うことによる除痛、そして必要最小限の期間で固定を外し、やはりリハビリを行う必要があるのです。
しかし一度悪循環に陥ると足のリハビリだけではどうにもならないことが多いです。
一度ハマった悪循環から逃れるには?
すでに悪循環にはまってしまった方は、
体が覚え込んでしまった、足首の動きに伴う恐怖心と体の乱れたバランスを整える必要があります。
捻挫後に片足立ち姿勢が乱れたお子さんの写真をみてください。
上が問題のない左足での片足立ち、下が捻挫を繰り返す右足での片足立ちです。
写真中央に赤線がありますが下の写真は大きく右側に体が傾いています。
右足で踏みしめる動きをかばったことによる体全体のバランスの乱れです。
捻挫を繰り返す方は足の外側に体重が乗るのを怖がる傾向があります。
足首からふくらはぎ、太もも、、お尻にかけて、外側の筋肉が使えなくなります。
すると自然と内側に体重を乗せるクセができてしまい真っ直ぐに立つことができなくなってしまいます。
このような動きは意識してまっすぐになるものではなく、体に正常な状態をもう一度覚え込ませる必要があります。
そこで治療が必要になってくる訳ですが、治療と同時に行う必要があるのです。
それは座る姿勢を気をつけることです。
体は一度悪いクセが身につくとその状態に留まろうとします。
片足立ちの状態で崩れた体のバランスは座っていても崩れようとします。
特に社会人、学生問わず一日で多くの時間を過ごすであろう”座る”姿勢が重要なのです。
つまり悪循環から脱するにはまず座る姿勢から変えて行く必要があるのです。
なんで座り方と捻挫が関係するの?
「足首の捻挫を繰り返して困っているのに、座り方を変えたら良くなるってどうなの?」
最もなご意見です。
しっかりと座るためにはお尻の筋肉をしっかりと働かせる必要があり、そのお尻の筋肉は片足立ちの状態にも非常に重要な役割を果たします。
極論で言うとしっかり座れないと捻挫を繰り返しやすくなるとも言えます。
つまりこのような姿勢では、まっすぐ片足立ちを行うために働く必要があるお尻の筋肉は全く活動しないのです。
いくら低下した筋肉に対してリハビリを行おうとも、日常でこの姿勢を繰り返している限りは改善しないことが多いです。
最後に
捻挫を繰り返す方の原因と座り方の関係がおわかりいただけたでしょうか?
先程のお子さんも座り姿勢がかなり悪かったため、治療とともに座り方の指導を行い症状の改善が見られました。
このように捻挫を繰り返す方は、座り姿勢を気をつけることで、捻挫をしにくくなる様改善することも可能なのです。
当然、体のバランスを整えた上で座り姿勢を気をつける必要があるので、治療が必要になるのはいうまでもありません。
捻挫を繰り返す方はお近くの治療に相談してはいかがでしょうか?
当然当院でも治療と指導は行うことができます。
「捻挫の後安静にしているだけではまた怪我をしてしまう。」
「足首だけを治療しているけど、何度も捻挫してしまう。」
そんな状態でお悩みの方は、ご相談くださいませ。
【柔道整復師・鍼灸師 坂爪 慶監修】
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