足裏のしびれ、ピリピリ感…それはモートン病かもしれません

はじめに

 

こんにちは。

 

新潟市秋葉区 さかつめ整骨院鍼灸院の坂爪です。

 

足の裏、特に指先がしびれることはありませんか?

 

歩いているとピリピリとした不快な感覚がある、何か嫌な感じがずっと続いている…そんな症状でお困りの方も多いと思います。

 

実は、このような足裏のしびれで来院される患者さんが最近非常に増えているんです。

 

「年齢のせいかな」

「疲れているだけだろう」

「すぐ良くなるだろう」

 

と思って放置している方も多いのですが、実はこれ、モートン病という疾患の可能性があるんです。

 

 

モートン病って一体何なの?

 

 

 

モートン病という名前を初めて聞く方も多いと思いますが、これは足の指の付け根にある神経が圧迫されて起こる疾患なんです。

 

特に、第3趾と第4趾(中指と薬指)の間に症状が出ることが多いのが特徴です。

 

当院に来院された60代の女性患者さんも、「最初はただの疲れだと思っていたんです。でも、歩くたびにピリピリとした痛みが強くなって、最近では立っているだけでも辛くなってきました」とおっしゃっていました。

 

このように、モートン病は放置すると徐々に症状が悪化していく傾向があるんです。

 

神経が圧迫される原因は様々ですが、足のアーチ(土踏まず)の崩れや、合わない靴を履き続けることなどが大きく影響しています。

 

特に女性の場合、ハイヒールやパンプスなど、つま先が狭くなっている靴を長時間履くことで発症リスクが高まります。

 

なぜモートン病になってしまうのでしょうか?

 

「私、そんなにハイヒールも履かないのに、なぜモートン病になったんでしょう?」という質問をよく受けます。

 

確かに、ハイヒールを履かない方でもモートン病になることはあるんです。

 

実は、モートン病の原因は靴だけではありません。

 

まず大きな要因として挙げられるのが足のアーチの崩れです。

 

 

足には縦アーチと横アーチがあり、これらが正常に機能することで体重を分散し、衝撃を吸収しています。

 

しかし、加齢や運動不足、体重増加などによってこのアーチが崩れると、足の前方部分に過度な負担がかかるようになります。

 

また、歩き方の癖も大きく影響します。

 

例えば、つま先から着地する歩き方や、足の外側に重心が偏った歩き方をしていると、特定の部分に負担が集中してしまいます。

 

先日来院された40代の男性患者さんは、「仕事で一日中立ちっぱなしなんですが、気づいたら片足に体重をかけて立つ癖がありました」とおっしゃっていました。

 

このような日常の何気ない習慣が、実はモートン病の発症につながることもあるんです。

 

さらに、意外と見落としがちなのが足の筋力低下です。

 

足の指を動かす筋肉や、足裏の筋肉が弱くなると、アーチを支える力が低下し、結果的に神経への圧迫が強まってしまいます。

 

 

放っておくとどうなるの?モートン病の進行について

 

 

「しびれだけだから、そのうち良くなるだろう」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、残念ながらモートン病は放置しても良くなることはほとんどありません。

 

むしろ、症状が進行していく可能性が高いのです。

 

初期の段階では、歩いている時だけピリピリとしたしびれを感じる程度ですが、症状が進行すると立っているだけでも痛みを感じるようになります。

 

さらに悪化すると、足の指先から足の甲にかけて強い痛みが走るようになり、靴を履くことさえ困難になることもあります。

 

 

当院で治療を受けている50代の女性患者さんは、「最初は軽いしびれだったのに、気づいたら歩くのも辛くなって、趣味のウォーキングもできなくなってしまいました。もっと早く治療を始めていれば…」と後悔されていました。

 

このように、日常生活に大きな支障をきたす前に、適切な対処をすることが本当に大切なんです。

 

また、モートン病が進行すると、痛みをかばうような歩き方になり、膝や腰にも負担がかかるようになります。

 

結果的に、膝痛や腰痛といった二次的な症状が現れることも少なくありません。

 

 

モートン病は適切な治療で改善が可能です

 

 

 

ここまで読んで不安になった方もいるかもしれませんが、安心してください。

 

モートン病は適切な治療や対処法で症状の改善を図ることが可能なんです。

 

まず大切なのは、原因となっている要因を取り除くことです。

 

例えば、足に合わない靴を履いている場合は、適切な靴に変更することから始めます。

 

靴選びのポイントとしては、つま先に余裕があり、足のアーチをしっかりサポートしてくれるものを選ぶことが重要です。

 

次に、足のアーチを整える治療を行います。

 

当院では、手技療法によって足関節の動きを改善し、崩れたアーチを正常な状態に戻していきます。

 

また、足裏の筋肉を強化するためのエクササイズ指導も行っています。

 

例えば、タオルを足の指でつかむ運動や、足指でグーチョキパーを行う運動など、簡単にできる運動から始めていきます。

 

もちろん、身体全体の歪みを整える治療も重要です。

 

モートン病の患者さんの多くは、足だけでなく背骨や股関節、膝などにも歪みが見られることがあります。

 

当院では、身体全体のバランスを整えることで、足への負担を根本から軽減していきます。

 

先日治療を終えた患者さんからは、「身体の歪みを整えてもらってから、足だけでなく全身が軽くなりました。あんなに辛かったピリピリ感もかなり楽になって、もっと早く来ればよかった」という嬉しいお声をいただきました。

 

 

自宅でできるモートン病の予防とケア

治療と並行して、ご自宅でもできるケアがあります。これらを日常的に行うことで、症状の改善スピードが格段に上がります。

 

足裏のマッサージは特におすすめです。お風呂上がりの血行が良い時に、足の裏を優しくもみほぐしてください。

 

特に、指の付け根部分を重点的にマッサージすることで、神経への圧迫を緩和できます。ゴルフボールを使って足裏を転がすのも効果的ですね。

 

また、足指のストレッチも重要です。

 

足の指を大きく開いたり閉じたりする運動を、1日3セット、各10回ずつ行うことをおすすめしています。

 

最初は動かしにくいかもしれませんが、続けることで徐々に柔軟性が向上していきます。

 

そして意外と大切なのが、正しい歩き方の習得です。

 

かかとから着地し、足裏全体を使って地面を蹴るように歩くことで、足への負担を分散できます。

 

当院では、患者さん一人一人の歩き方を分析し、改善ポイントをアドバイスしています。

 

 

まとめ:諦めない気持ちが改善への第一歩です

 

 

いかがでしたか?今回は足裏のしびれの原因となるモートン病について詳しくお伝えしました。

 

モートン病は放置しても良くなることはありませんが、適切な治療とケアで必ず改善への道筋が見えてきます。

 

「もう歳だから」

「この程度のしびれなら我慢できる」と諦めている方も多いですが、諦めない気持ちが改善への一番の近道です。

 

当院は諦めない患者さんを全力でサポートします。

 

足裏のしびれやピリピリ感でお悩みの方は、一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。

 

あなたの症状に合わせた最適な治療プランをご提案させていただきます。

 

快適な歩行を取り戻し、充実した毎日を送れるよう、私たちが全力でサポートいたします。

 

【柔道整復師・鍼灸師 坂爪 慶監修】

 

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