肩こりがつらすぎて仕事に支障をきたす方に知ってほしいあなたの感情のこと

こんにちは

新潟市秋葉区 さかつめ整骨院鍼灸院の坂爪です。

今回は肩こりをお持ちの方が体以外にも気をつけるべき項目をお伝えします。

・治療を受けているけど長続きしない。

・職場でしか肩こりを感じない。

・休みの日には全く肩がこらない。

なんて方にはこれからお話する要素が強く影響しているかもしれません。

「私は肩こりあるけど言われてみたらそうかも!」

と感じている方はこのブログを読むことで解決策を得れるかもしれませんよ。

 

 

朝、目が覚めてると今日も肩がど~んと重い。

なんか寝違いをしたかのように首がまわらない。

「今日も仕事か」なんてためいきをつきながら重たい体を起こして起床する。

家の準備を済ませて出勤して昨日残った仕事をしていると、急に上司から

「今時間ある?この書類を午前中に仕上げてくれるかな!」

なんてお願いが来る。

とはいえこの作業は私しかできないので、引きつった笑顔で

「わかりました。午前中ですね~」

と答えて作業を受けてしまう。

そんなことが日常でいつもの事だけど、この上司は思いつきで仕事をふってくるので自分の仕事のスケジュールが立てづらい。

「今日は残業せずに帰れるかな」

なんて思っていても、こんな感じで仕事が増えてしまうと結局残業が続いてしまう。

いつも午後くらいから肩こりが辛くなって仕事の効率が悪くなってしまうので、なんとかならないかしら?

肩こりさえなかったら、仕事も早く終わって残業時間も短くてすむのに、、、

こんな方は結構いるのではないでしょうか?

肩こりがつらすぎて仕事に集中できない、支障をきたす方は結構多いです。

 

本当の肩こりの原因は何?

一般に肩こりの原因として

・ストレートネック

・デスクワークなどの長時間の姿勢

・純粋に姿勢が悪い

・眼精疲労

・運動不足

・血圧

・ストレス  etc…

など多種多様の原因があると言われています。

こった原因がはっきりしている場合は、その原因を取り除けば良くなるはずです。

ここに上げた原因も基本的には検査や、周りからの指摘によって自覚されやすいものです。

・姿勢に問題がるのであれば整体を受けたり、

・血圧が原因であれば病院で薬を貰う必要があるかもしれません。

基本何らかの対処法があるはずです。(一つの原因で肩こりになる方はまれなのでそう簡単でもないですが)

しかし最後のストレス、これが厄介

ざっくりストレスと書いていますがいろんなストレスがあります。

例えば自覚しているストレスは自分で発散することができますよね。

・仕事でイライラした事があったからお菓子を食べた。

・友達に積もり積もった旦那の愚痴を言った。

・飲みに出かけた。  etc…

などなど発散することは比較的容易です。

ここで問題なのは自覚はないけどストレスになっていることがあることです。

隠れストレスに要注意

 

 

先程の場面でも

・急に仕事を頼まれるけど私にしかできないからしょうがなく受けてしまってペースが乱れる

⇨仕事が増えるばかりか肩こりも強くなって作業効率が落ちて結果残業してしまう。

つまり肩こりが強くなるのは急に仕事を頼まれてペースが崩れた時が多いといえます。

この方は患者さんなのですが、お話をうかがっている際にこの点を指摘してみると

「言われてみればそうかも」

と妙に腑に落ちていました。

はたからみるとこの状態はストレスたまるやろな〜、と思って聞いてましたがご本人は全く自覚がないようでした。

まさに隠れストレスです。

なぜこんな事が起こるのでしょうか?

感情と思考の関係性

私達は感情と思考を分けて生活しています。

感情とは

・つらい

・嫌だ

・悲しい

など人間として当たり前に感じる事です。

逆に思考とは

・こんな事でつらいなんて思っちゃダメだ。

・嫌と思ってもしょうがない

・みんな悲しいんだからこんなの当たり前

などです。

この違いがわからないとストレスをため込みやすくなってしまいます。

この場合は

感情:急に仕事を頼まれてペースが乱れるのは嫌だ

なのですが

思考:この作業は私にしかできないから急に頼まれても仕方ない。

仕方ないからその事はあきらめよう。

となってしまっているようでした。

嫌だという感情を押し殺して

・仕方ない

・私しかいないから

という思考でふたをしたまま仕事をしているため、自分の本当の感情が身体肩こりとなって身体に現れてきたともいえます。

心と身体のつながりとは

自分では気づかない心のストレスは身体の緊張となって肩こりなどの身体の不調となって現れます。

治療をしてもよくならない肩こりはもう治らないんだとあきらめている方も多いと思います。

しかし隠れたストレスが肩こりを長引かせている可能性があるとわかれば安心する方もおられるでしょう。

その安心が身体の緊張を和らげ肩こりの改善につながるのです。

「私は実はストレスがたまっていたんだ」

ご自身の感情に気をつけてみる、そして自分でその感情に少し正直になってみる。

そんなことが肩こりの改善に必要なことかもしれません。

更に心を癒す手段として身体に対して治療を行うこともストレスマネジメントの1つの手段として有効と考えております。

さらに肩こりなど身体の不調が改善することで気持ちの余裕を持つことが出来て、感情のコントロールがしやすくなるという利点もあります。

まとめ

肩こりがつらすぎて仕事に支障をきたしている方に知ってもらいたいことを書きました。

まとめると3つになります

・自分では気づかない”つらい”という感情が肩こりなど身体の不調の原因になること。

・自分の感情に気づくと肩こりが楽になる事があること

・逆に身体を整え、癒すことで”つらい”感情を軽減できる可能性があること。

この3点を知っていただければ思います。

・肩こりの治療をしているけどなかなか良くならない。

・私ストレスと無縁だと思っていたけど、慢性肩こりだしちょっとは関係しているのかな?

などとお思いの方は一度当院にご相談いただいても良いと思います。

丁寧にお話を伺いながら対応させていただきます。

お電話、メールなどでお気軽にお問い合わせくださいませ。

【柔道整復師・鍼灸師 坂爪 慶監修】

 

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